静電気の不思議
2018年12月7日
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」 ③思考力の芽生え
先日、12月の月刊絵本を通し、「静電気」について知り、静電気を利用した遊びを楽しみました。(ストローをティッシュでこすると静電気が起きます。静電気の起きたストローを紙に近づけると紙がくっつくというものです。)
さっそく挑戦!しかし、紙がなかなかくっつきません・・・。そこで、子ども達は頭をフル回転!
「いっぱいこするといいかな?」
他にも、「(摩擦で)熱くなるまでこするといいよ!」「大きい紙より小さい紙の方がくっつくかもしれない!」など、考えたり、試したり、友達と話し合ったりしながら取り組んでいました。
あれこれ試していると、紙が見事くっつきました!子ども達は「マジックみたい!!」と大喜びでした。どうやったらうまくいったのか友達に教えてあげたり、もっと良くくっつく為にはどうしたいいのか新しい考えを教え合ったりしていました。
水道から流れる水に、静電気を持ったストローを近づけると、水が曲がります。
ボトルに鉛筆を乗せ、ストローを近づけると、静電気の力で鉛筆がくるくる回ります。
身近な環境に関わる中で、色々な不思議や面白いものに出会う子ども達。なぜ?どうして?という思いから、あれこれ調べたり、試したりする中で、物事の規則性に気づき、物事についてよく考える習慣が身についていきます。また、友達と一緒に考えることも大切!自分と異なる考えがあることに気づいたり、新しい考えを生み出す喜びや楽しさを味わったりしています。
12/6 保育士S