お化け屋敷大成功!
2018年9月1日
毎日の遊びの中で、子ども達は様々な経験や学びをしています。この学びが基盤となり、小学校以降の育ちにつながっていきます。もう少しで小学生になる5歳児。私達、保育者は10項目の「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を意識して、子ども達とかかわっています。育って欲しい10の姿を子ども達の様子と合わせながら、少しずつお知らせできればと思います。
①協同性
先日行われた夏祭り。日中、らいおん組ではお化け屋敷を楽しみました。みんなでお化け屋敷をしよう!と決めた時から、子ども達は大張り切りでした。
まずは役割決め。お化け役、入り口係、案内係と子ども達で相談して役割を決めました。
次は必要な物の準備です。お化けの衣装、チケット、看板、隠れる場所、室内に飾るお化けなど、コツコツと準備を進めました。「私はこれを作るから〇〇ちゃんは~をお願い!」と上手に分担して作業ができました。
本番前日。らいおん組の子ども達だけで、お客役とお化け役の2グループに分かれ、試しにお化け屋敷をしてみました。すると、お客役の子ども達から、「全然怖くない・・・」という意見が出ました。そこで、よりよいお化け屋敷にしようとみんなで話し合いました。「いつものらいおん組だから怖くないんじゃないの?黒板に貼ってあるものをはがした方がいいよ!」「もっと怖がらせよう!」と子ども達なりの考えが出てきました。
こうして迎えた本番。1人1人が自分の役割をきちんと果たし、お化け屋敷は大成功!!とても活き活きとした子ども達の姿が印象的でした。
「お化け屋敷」という共通の目的の中、子ども達が中心となって意見を出し合い、大成功となりました。「友達と一緒にやる」ことで、自分1人でやるよりも、もっと素敵なことができるということを経験しました。その経験を通して、協力することの楽しさや面白さを実感し、自分も相手も満足できるように工夫する方法を身に付けて欲しいと思っています。そして、みんなで「できた!」という自信がいろいろな場面に繋がって欲しいです!
8/24