食育を楽しもう!NO.4
2018年11月6日
保育園の給食のメニューに香りあえというものがあります。この時期になると旬になる「かきのもと」が使われています。
かきのもとは、新潟県の下越、中越地方で食べられている食用菊のことです。この菊は、中国で昔から漢方薬として食べられ、不老不死の薬とも言われていたそうです。
不老不死と言われているには理由があります。「病気や老化の原因を取り除くアントシアニン色素が多く含まれている」ことが研究で分かり、この色素が生活習慣病の予防によいのだそうです。
また、ビタミンやミネラルも多く含まれているので、体調を崩しやすくなるこの時期に食べると風邪予防にもなります。かきのもとは、子ども達の苦手な苦味やクセのある香りがなく、食べやすい食用菊です。ぜひ、おひたしや胡麻和えなどご家庭でも味わってみてはいかがでしょうか?
今回の食育を楽しもう!は、よく噛んで食べることの大切さについてです。新潟県が提唱しているキャッチフレーズや工夫などを紹介しています。ぜひ、お役立てください。
11月6日 食育実践プランナー 保育士Y