嵐南パークに散歩に行きました。公園までの道中、車を見つけると「ぶーぶー」と教えてくれたり、顔を動かして周りをキョロキョロよく見て楽しみながら到着!
公園に着くと、芝生や落ち葉に手を伸ばし、その感触を楽しんだり、トコトコ歩いて自分の興味のあるところへ探索を楽しんでいました。
園に戻り、給食を食べて、お昼寝…そして、この日のおやつはおにぎりで、おにぎりやお茶の入ったコップを自分で持って「おいしい!」と食べていた子どもたちです。
食事を楽しんでいる子どもたちですが、時には「今はご飯の気分じゃないな…」「自分で食べたい!」と少しずつ自我が芽生えて好き嫌いなどを自己主張をするようになってきました。好き嫌いせずに様々な食べ物を食べてほしいなと思いますが、この時期の好き嫌いは、ずっと嫌いなままで固定化されるものではないそうです。なので、「食べないから出さない」ではなく、以下のように食べるきっかけ作りが大切です。
●盛り付け方を少し変えてみましょう●
1歳を過ぎると興味も広がり、盛り付けやカラフルな食材、新しい食感などを取り入れると、「これは何だろう?」と興味を持ち、気分も変わっていつもは食べない物もぱくっと食べてくれます。
おやつのおにぎりのようにご飯は、小さいおにぎりにちぎったのりを貼ったり(ご飯粒が手につかず、食べやすいです。)、かわいく型抜きをするのもおすすめです。野菜なら手づかみしやすいように、スティック状にするなど“子どもたちが食べやすい形”を意識するとよいかもしれません。
●楽しい雰囲気の中で食事をしましょう●
園では、友達の様子を見たり、食器に書いてあるイラストを使って「食べてみよう」という意欲を引き出せるようにしています。そして、信頼している大人がおいしそうに食べている姿を見ることで、「おいしそうに食べているから、食べてみよう!」と食べるきっかけになり、それが食べる事の楽しさを味わう経験となります。
1回の食事量が少ないと「栄養が足りているかな?」と心配になりますが、この時期の子どもたちは気分やその日の体調によって食べむらがあるものです。1週間全体を通して、おおよそのバランス、食事量がとれていれば大丈夫。という大らかな気持ちで受け止めていきたいですね。
これからも、園での食事の様子をブログやクラスメールでお伝えしていきたいと思います。
9月28日 保育士 N